
ハウスメーカーを決める前に、選べる設備は知っておきたい。
でも、SNSやブログだと古い情報も多い…
契約前に選べる仕様のことは知っておきたかったな…と勉強不足を後悔することも多々ありました。
実際に住友林業との打ち合わせを進める中でわかってきたことも多く、私たちの後悔も踏まえ、この記事では住友林業で選べる「ポーチタイル・玄関タイル」の最新仕様について解説していきます。
- 住友林業で選べる「ポーチタイルの種類」
- どの仕様が「差額なし / 差額あり」で選べるのか
- 住友林業の施主が選ぶ「おすすめの仕様」
- 2024年7月:初版公開


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住友林業で選べる「仕様」とは


他のハウスメーカーと比較して、住友林業の標準仕様は相当グレードが高いです。
ですが、よくカタログを見ないとわからない落とし穴もあるので、住友林業の「仕様」を解説していきます。



LIXILやトクラスのハイグレードキッチンも標準仕様!
住友林業の「仕様」は3種類存在する


住友林業で呼ばれている「仕様」は大きく分けて、①標準仕様、②推奨仕様、③提案仕様の3つがあります。
- 標準仕様:ハウスメーカーと設備メーカーの提携により割引価格で導入できる設備
- 推奨仕様:標準仕様の中で、本体価格から差額なしで導入できる設備
- 提案仕様:標準仕様の中で、本体価格から金額追加もしくは減額で導入できる設備



よくSNSで言われる”標準”は推奨仕様、”オプション”は提案仕様のこと。初見だとめちゃくちゃわかりにくい…
「標準 = 差額なし」ではない



あれ…標準仕様のトクラスのアイランドキッチンを採用したのに金額追加になってる?!
注意しなければならないのが、よく言われる「標準=差額なし」ではないこと。
たとえばキッチンであれば、「LIXILかトクラスかクリナップのI型」が差額なしの推奨仕様(※2024年仕様)となっており、提案仕様のアイランド型は金額追加が必要となります。


現状、パンフレットを見ても相当わかりにくいのですが、標準という記載ではなく、「推奨仕様か?提案仕様か?」をチェックすることがポイントです。
仕様にない組み合わせを選ぶと割引価格が外れる


標準仕様は割引価格が適用されている反面、一般販売のものより仕様の組み合わせの幅が少ないのが特徴です。
例えばシステムバスのカラープランは顕著で、決められたパターン以外のもの配色を選ぶと増額となるケースが多いです。



思っていた色の組み合わせができない…なんてことがないよう、契約前にパンフレットに目を通しておくことがポイント!
標準仕様になくても割引が狙える


標準仕様の上位グレードにあたる製品では住友林業の割引価格で導入できることもあります。
※LIXILの高級システムバス「スパージュ」やTOTOの「シンラ」など。
営業担当経由でショールームの予約をすることで、その場で見積を出していただけます
住友林業で選べる標準仕様は以下の記事でまとめています。
選べる部材・メーカー・どれが差額なしかを解説しているので、ぜひご覧ください!
住友林業で選べるポーチタイルの種類


標準仕様で選べるポーチタイルは2種類
住友林業の標準仕様で選べるポーチタイルは2つのメーカーから選べます。
- LIXIL (グレイスランド、陶墨染Ⅱ、パセオ)
- アイコットリョーワ (デフィⅡ)
グレイスランドが推奨仕様、他は提案仕様となっています。
LIXILの実は目地の色も選べる


目地とはタイル間の隙間・継ぎ目の部分のことで、この目地の色によって印象が大きく違ってきます。



特にしていなく設計士さんにお任せであれば、白タイルは黒目地、黒タイルは白目地となっているのが一般的。


我が家の場合、(パース上では白色ですが)黒色タイルに黒色目地を採用しました。
これにより推奨仕様の300×300タイルであっても、大判タイルのようなダイナミックな印象をあたえることができます。



施主から指定しないと絶対変えてもらえない、おすすめ仕様です!
豊富な製品から選べる|LIXIL


LIXILからはコストパフォーマンスに優れる、グレイスランド、陶墨染Ⅱ、パセオの3種類のタイルが提供されています。
推奨仕様はグレイスランドのみ。他は追加費用が必要になります。
差額なしで選べるグレイスランド


推奨仕様のグレイスランドは、石調の質感・汚れの落ちやすさに優れたコストパフォーマンスに優れた製品。
カラーバリエーションは和風からヨーロピアンまで幅広く対応できる12種類。
ベージュ、グレージュ、赤茶、グレー、黒などを揃えています。
サイズは300×300の1種類のみ。



住友林業の家で最もよく見かけるポーチタイルです。
和モダンに最適な陶墨染Ⅱ


提案仕様の陶墨染Ⅱは「使い込まれた敷瓦」をイメージしたデザイン性の高さが特徴的で、和モダンな家に最適な製品。
カラーバリエーションはマットなグレー、黒系の4種類
サイズは150×150と300×300の2種類。
和風建築でよく見られる小判タイルを選べるのは標準仕様では陶墨染Ⅱだけです。
ヨーロピアンデザインのパセオ


提案仕様のパセオはテラコッタ・セメント・プレーンの3種類のテイストからなる、シンプルな印象のあるタイル。
カラーバリエーションはグレイスランドで選べるものに加え、グリーン系、オレンジ系の色が追加された12種類。
サイズは300×300の1種類のみとなっています。
展示場に来店される前に「紹介制度」の利用を強くおすすめします!
展示場経由での契約より割引額が大きくなる、施主に合う担当がアサインされるなど、後悔なく家づくりをするには必須な制度です。無料で利用できるので、ぜひ活用ください。
幅広タイルならこれ|アイコットリョーワ


アイコットリョーワからはデフィⅡという製品が提供されています。
カラーはヨーロピアンなベージュ、グレージュからグレー、ブラックと幅広いラインナップ。
選べるサイズは300×300と300×600の2種類。
ワイド幅を選べるのは標準仕様ではデフィⅡだけです。
展示場に来店される前に「紹介制度」の利用を強くおすすめします!
展示場経由での契約より割引額が大きくなる、施主に合う担当がアサインされるなど、後悔なく家づくりをするには必須な制度です。無料で利用できるので、ぜひ活用ください。
この記事のまとめ


住友林業のポーチタイルは、推奨仕様がLIXILのグレイスランドのみで、デザインに合わせて提案仕様も用意されています。
個人的には標準仕様に限らず、コストパフォーマンスに優れたサンワカンパニーや、高級感重視のアドヴァンといった他メーカーのタイルの導入もおすすめです。
- 住友林業の仕様は標準仕様、推奨仕様(=差額なし)、提案仕様(=差額あり)の3つ
- 選べる玄関タイルはLIXIL、アイコットリョーワの2種類
- 推奨仕様はLIXILのグレイスランド
- 加えてLIXILからは陶墨染Ⅱ、パセオが選べる
- アイコットリョーワからは大判タイルのデフィⅡが選べる
住友林業で選べる標準仕様は以下の記事でまとめています。
選べる部材・メーカー・どれが差額なしかを解説しているので、ぜひご覧ください!