ブログ運営者と自邸のこだわりをご紹介

普段はInstagramで発信しているのですが、このブログを始めるにあたって、改めて私たちの自己紹介をしたいと思います。

運営者のプロフィール

東京のアラサー夫婦が運営しています

ENOHARU HOUSEは東京都に在住のアラサー夫婦が運営しています。
20代後半の2023年10月に住友林業と契約し、2024年11月に引渡しされる予定です。

共通の趣味は旅行とホテル

ふたりの共通の趣味は旅行とホテル巡り。同棲前はコロナ禍でホテルが安かったこともあり、国内外の高級ホテルを転々としながら3年ほどホテル暮らしを満喫していました。

ホテル暮らしや出張も多かったことから、 ホテルチェーンの上級会員資格を複数所持しています。
（ハイアット グローバリスト、マリオット チタンエリート、IHG ダイヤモンド など）

趣味の旅行とホテルがこうじて、高級ホテルの宿泊記を公開しているブログ「ENOHARU’ HOTEL REPORTS」も運営しています。お得に旅行するコツも紹介しているので、ぜひご覧ください！

家づくりのきっかけ

ホテル暮らしをしていた私たちが家づくりを始めたきっかけは、同棲に伴う定住とペット（犬）を飼い始めたこと。実現したい理想のライフスタイルを考えると、「一軒家 × 注文住宅」が一番の選択肢にあがりました。

まずは始めたのは、東京での土地探し。
20代ながら二人ともお仕事を頑張ってきたつもりでしたが、億越えは当たり前な東京の土地代に驚愕。まだまだ稼ぎが足りないことを痛感したのが、家づくりの第一歩でした…

我が家の家づくり状況

私たちは5年の付き合いを経て同棲開始、そこから結婚イベントと家づくりの計画を並行で進めています。土地選びで1年、ハウスメーカー選びで8か月、契約から着工まで6か月という期間をかけて家づくりを進めてきました。

契約から着工までは毎週末に2～3時間の打ち合わせが入るため、子育て前の余裕があるタイミングで家づくりを始められたのは正解でした。

我が家の住宅ローン戦略

東京都内の新築となると1億円を超えてくるため、必然的にペアローンとなりました。低金利のご時世なので、キャッシュの拠出はできるだけ抑えて資産は投資に回す方針でローンを組んでいます。

会社員収入は着工時20代の額面年収で2,000万円～。他にも個人で事業をいくつか持っていますが、収益は事業拡大と余暇に充てたいため、周囲の方を参考に30代の会社員収入の伸びしろで余裕を持って返済できる金額で借り入れをしました。

  ペアローンの場合、子育て期間中の収入減がリスクですが、①昇格など直近で確度の高い収入増、②数年分の返済に充てられる金融資産、この2つで賄えるようシミュレーションしました。

我が家のご紹介

土地選び

私たちはプライベートとビジネスの両立を前提に、「子育てで実家の助けを借りやすいエリア」と「居心地の良い自然環境」の二つをポイントに土地を探しました。

比較項目	選んだ土地
エリア	東京23区
広さ	約42坪（約140㎡）
建ぺい率	50%
容積率	100％
用途地域	第1種低層住居専用地域
地域・地区・街区	準防火地域・高度地区
アクセス	・最寄り駅から10分前後 ・都心主要駅まで電車で10分前後
間口	約8m

自邸の概要

自邸のテーマは「バーのあるホテルライクな自邸」。ホテル巡りで学んだ高級ホテルのエッセンスと、大好きなホテルバーの要素をたくさん詰め込みました。

契約したハウスメーカーは「住友林業」。
初回提案での設計士さんのセンスに感動したのと、住友林業のオーナーである両親からの招待で大きく割引していただいたのが決め手となりました。

比較項目	建物のスペック
自邸のテーマ	ホテルライクなバーのある自邸
ハウスメーカー	住友林業（2023年10月に契約）
商品	My Forest BF（2階建てフルオーダー住宅）
構造	木造2階建て
建物床面積	約36.6坪（約121㎡）
建物の構成	・駐車場 ・エントランスクローゼット ・バーエリア兼リビング ・パントリールーム ・トイレ（1階/2階） ・中庭 ・寝室×3 ・ウォークインクローゼット ・浴室 ・サニタリールーム

「ホテルライク」の追求

私たちが参考にしたのはアマン東京やリッツカールトン日光のような「和モダンなラグジュアリーホテル」。

選定した条件は３つ。訪れたホテルから「ホテルたらしめる要素」を抜き取って設計に落としこみました。

1. 客観的に評価されているForbes4つ星以上のホテル
2. ロビーではなく部屋の広さが限定される客室の設計
3. 日本の風土が考慮された日本国内の高級ホテル

自邸のこだわり

我が家の設計は、ホテルライクに対する私たちのこだわりだけでなく、担当された設計士さんのアイデアやこだわりも詰まっています。そんな自邸のみどころをピックアップしてご紹介。

立体感・重厚感のある外観

外観はスクエアな形と素材感によって上質感を表現することを意識しました。

• 奥行きのある土地を生かした、石の重なりを意識したつくり
• タイルを吹き付けの壁と門柱で挟み込み、のっぺり見えないような立体感を演出
• 北側斜線制限による母屋下がりがありつつ、三角の屋根にならない仕上がり
• 生活感のある玄関ドアが車道から見えないよう、門柱を高く

高級料亭のようなアプローチ

アプローチは高級料亭や地方の高級リゾートを参考に、できるだけ家感を出さない工夫を取り入れました。

• 入口から玄関ドアまで続く、天然石の石段を重ねたアプローチ
• 生活感の出るタイルの玄関ポーチは廃止
• ステップの先に見えるのはプチ日本庭園
• 足元を彩るのは見た目が苔に近く手入れが簡単な、万年草（セダム）
• シンボルツリーはイロハモミジ

ホテルからインスピレーションを受けたバーエリア

バーエリア兼リビングには、高級ホテルからインスピレーションを得た、格子デザインの造作バックバーをリビングいっぱいに設置しています。

• バックーは全ての棚に間接照明を仕込み、格子状に光のラインができるように調整
• キッチンに一枚板のバーカウンターを設置してバー風に
• ワインセラーをビルトインできるミニバー（写真右）も造作
• バーの正面は緑が映える中庭を配置

このブログやSNSで発信したいこと

課題感	発信したいこと
公開されているブログは2022年前後と古い情報が多かった…	①住友林業の最新の「仕様解説」
SNSでは家づくりの過程より見たくもないライフスタイルの発信が多い…	②住友林業で建てる「家づくりの過程」
流行りの「ホテルライク」に関する投稿への違和感	③本物のホテルから学ぶ「ホテルライクのコツ」
資材高騰を受けた後や、都内×大手HMにおける、家づくりのお金の情報が少ない	④実体験を踏まえた「家づくりに必要なお金」

このブログの他に、Instagram（@enoharu.house）でも家づくりの最新状況や、ホテルライクのコツを発信しているので、ぜひフォローください。

さいごに

近年、資材高騰や人手不足、そしてSNS インフルエンサーの台頭を受けて大きく変わってきている住宅業界。

高い買い物ですが、私たちが発信する鮮度の高い家づくりの経験や、家づくりで失敗したこと、打ち合わせで考えたこと・そのプロセスを通じて、より多くの人がより納得感のある家づくりをしていただけたら嬉しいです。