
ワクワクが止まらない家づくり!でも高い買い物だし、何から始めたらよいのかわからない…
私たちは手探りな中で勢いのまま住友林業と契約しましたが、契約前に知っておきたかった…と勉強不足を後悔することも多々ありました。
私たちの失敗談も振り返りながら、住友林業でより後悔なく家づくりをするための進め方について解説していきます。
- 初心者でもわかる「家づくりの進め方」
- 住友林業に申し込みするまでに「必要なこと」
- 家づくりでありがちな「失敗を避けるためのポイント」


“ホテルライクなバーのある自邸”をテーマに住友林業と家づくりをした私たちが「家づくりで後悔しないための知識」や「好きを詰め込む家づくりの仕」方を公開中!
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はじめに|カタログ請求・展示場来場はNG


詳細は後述しますが、住友林業では”紹介制度“を利用する方が、より安くより後悔なく家づくりができます。
展示場来店やカタログ請求で担当がついてしまうと利用できなくなるので、行動に移す前にチェックすることをおすすめします!


住友林業の家づくりの進め方


住友林業の家づくりの進め方は以下。
この記事ではSTEP4「住友林業に申し込む」までの流れについて、やるべきこと・注意点を解説していきます。
家づくりの前提・目的・手段を要望書にまとめる
土地・建物の相場、必要な現金を知り、住宅ローンの借り入れ金額を決める
住友林業で”できること”と”できないこと”、選べる標準仕様を知る
“紹介制度”の特典と受け方を理解して、住友林業に申し込む
建築する土地を決め不動産売買契約を締結する。任意で住宅ローンを利用する
住友林業から提案を受け、ハウスメーカーを決定。任意で住宅ローンを利用する
打ち合わせを経て本体工事費の確定、各仕様と見積金額の更新
最終的な図面と見積金額の総額が決定。建築着工合意書に捺印する
着工してから複数回の現場立会いがある
竣工検査を経て施主に引き渡される
STEP1|家づくりに求めることを決める



よく見かけるのが「資産価値のあるマンション vs 自由度のある持ち家」という議論の構図
インターネット上では住環境について同じような議論が繰り返されていますが、そもそもの「住宅環境に求めるもの」が人によって異なるため、不毛なことも多いです。



資産性と生活のしやすさ、は全然別物だよね…
これは家づくりの途中、家族間、関係者間でも起こり得ること。家づくりを始めるにあたって「家づくりに求めること」を改めて言語化し、共通認識をもっておくことが重要です。
前提・目的・手段を分ける


重要なのは家づくりの前提、目的、手段を分けて整理すること。これらを書き出していきましょう。
- 前提:施主・設計士 双方にとって変えようのないもの
- 目的:施主が決め、設計士にとって変えようのないもの
- 手段:施主・設計士 双方が提案できるもの
それぞれ何を書くのか?私たちの場合はどうしたのか?についてまとめていきます!


前提|家庭・生活環境を洗い出す


ここでは家づくりの前提になる家庭環境・生活環境を書き出していきましょう。
ポイントは(現時点で)どんな家族構成でどんな生活をしているのか、それが(将来的に見える範囲で)どのように変わっていくのかがわかると良いです。
- 現在は大人2人、小型犬1匹の生活
- 都内で暮らしており、お互いの両親も周辺地域(XXXX線沿い)に住んでいる
- 将来的には子どもが産まれ、大型犬もお迎えする予定
- 将来も共働きの想定なので、子育ては両親の手助けも借りたい
- 夫はリモートと出張が半々、妻は出社のみ
- 2人の趣味はお酒(ワイン、ウイスキー)と旅行
- 日常的に2人でお酒を飲む時間があり、ホテルバーによく訪れる
- 休日には家族や友人が10名程度訪れ、ホームパーティーをする
- 旅行は国内も海外どちらもも。海外は年3~4回。高級ホテル巡りが目的
などなど
目的|家づくりに求めることを洗い出す


前提で考えたことをもとに「家づくりに何を求めるのか」を書き出していきましょう。
ポイントは「なぜ一戸建 × 注文住宅にするのか?」について、熱い思いをもって文章化すること。



設計士さんに施主の「思い」を伝えるため、自分の言葉で、そして改めて口頭で説明することを強くおすすめします!
- 今後子どもが産まれることを踏まえて、子育てと仕事を両立したい。
- 仕事はお互いに忙しいので、お家の中では、高級ホテルや料亭のような非日常的な空間の中で心ときめく時間を過ごしたい。
- 愛犬が自由に走りまわせるような、リラックスして過ごしてもらえる空間を確保したい。
- 週末には友人が沢山訪れるので、会話が弾むような空間で、もっと楽しんでもらえるような時間を過ごしたい。
手段|必要だと思う要素を洗い出す


これまで前提と目的で書き出してきたもの以外は「手段」としてまとめていきましょう。
ポイントは「目的実現に必要な要素は何か?」を明確にすること。
PinterestやInstagram等のSNSやChatGPTを活用して、イメージをたくさん集めてみましょう!
- 仕事とプライベートの両立に必要な要素:
- 東京23区内の土地、ワークスペース、子ども部屋は二つで自由度高めに
- ホテルのような非日常空間に必要な要素:
- ホテルのようなバーエリア、エアコンは隠す、キッチンや家電といった生活用品を見せない、収納は隠す、心ときめくアプローチ
- 好きなホテル:The Okura Tokyo、アマン東京、リッツカールトン日光、マンダリンオリエンタル東京
- 愛犬と暮らすために必要な要素:
- 室内と繋がる中庭、広いペットトイレ、散歩帰りに便利な足洗い場
- 来客に楽しんでもらう要素:
- 大好きな”お酒”や”料理”を中心に会話が弾む設計
- 上記のイメージ画像
要望書にまとめる
ここまで考えた前提・目的・手段を「要望書」としてまとめていく作業になります。
フォーマットは思い思いのものでOK。
SNSでは多数の要望書フォーマットが展開されていますが、施主の思いが伝わりにくいのとテンプレ化されたフォーマットは設計士さんのやる気を削いでしまう可能性があります。



設計士さんからすると、いきなりToDoリストだけ共有されたようなもの…さすがにやる気がでないよね…
注意|家づくりのプロになることが目的ではない



SNSでよく見かけるのが、設計士と同等の知識のある「プロ施主」という言葉。ちょっと違和感が…
私たちも施主が家づくりの知識をつけることは大賛成!ですが…そもそも目的と手段を間違って語られることも多い印象です。
施主の目的はあくまで「より理想に近い家を作る」こと。その手段には「プロである設計士からいかにアイディアを引き出せるか」が重要になってきます。
経験で劣る施主はプロでもなんでもなく、手段を指定しすぎずにプロからの提案の幅を持たせる方が良い家づくりができるのではないでしょうか。
- 要望書で「このタイルを使いたい」と特定の商品を指定しすぎる
- 本当は目的も理由もないけど「LDKは30帖以上欲しい」と指定する
- 基本的にはNG方針ではあるが「施主支給」にこだわり過ぎる
STEP2|家づくりの予算を決める
建物、土地、ローン諸費用等の他資金の3つを把握し、資金計画を立てることがSTEP2の目標になります。
- 土地の相場を知る
- 建物の相場を知る
- ローン借入額を決める
- 必要な現金とタイミングを知る



いよいよ大事なお金の話!
土地の相場を知る


土地の相場を知る上で、SUUMOの土地価格相場情報がわかりやすくまとまっていておすすめです。
ただし、SUUMOに残っているような物件は比較的割高なのと、あくまで平均値ですので、いくつかの具体的な物件を前提に金額を試算する方が良いです。
建物の相場を知る


最もお手軽なのはタウンライフのような、無料で利用できる間取り・見積の一括請求サービスを使うこと。
目的はあくまで予算の把握なので、後述の「紹介制度」を利用するためにも、住友林業以外の大手・中堅・ローコストに絞って利用しましょう!




また、「ハウスメーカー 坪単価」と検索して概算を把握することもできます。
例えば住友林業ですと、120万~130万円/坪(2024年情報)と出てきますが、これには注意が必要で税抜きであったり本体工事費のみの価格であることも多いです。



実際に家づくりをした身としてはかなり乖離している印象…
一般的には本体工事費は全体の70%~80%のようですので、全体は130万円/坪÷70%×100%=約186万円/坪として見積いただく方が安心感ある予算になります。
必要な現金とタイミングを知る
意外と忘れがちなのが、住宅ローン以外で発生する現金の出費。
私たちはフルローン前提でしたが、ざっくりみても引渡しまでに250万円近い現金、さらに引き渡し後には300万円近い現金が必要でした。
タイミング | 費目 | 金額(円) |
---|---|---|
HM選定 | 住友林業の申込金 | 50,000 |
土地選定 | 土地の契約手付金 | 1,030,000 |
請負契約時 | 請負契約の契約手付金 | 980,000 |
着工合意時 | ローン超過費用 | – |
着工後 | 産業廃棄物の廃棄費用 | 50,000 |
固定資産税/都市計画税 ※1月時点で土地取得済の場合 | 300,000~ | |
火災保険費用 | 10,000~ | |
引き渡し後 | 引っ越し費用 | 100,000~ |
家具購入費用 | 2,500,000~ | |
建物登記費用 | 300,000~ |
ローン借入額を決める


土地の予算、建物の予算、必要な現金を踏まえ、借入額を決めていきます。
住宅ローンで借り入れする際の支払い額のシミュレーションは、一括比較サイトの「モゲチェック」がわかりやすくておすすめです。


セットで考えたいのが将来的な資金計画。
そこで、第三者の立ち位置であるファイナンシャルプランナー(FP)を活用するのがおすすめです。
リクルートが運営している「FP相談by保険チャンネル」は住宅ローンに特化した窓口もあり、かつ無料で何度も相談できるため、ぜひ利用してみてください!
STEP3|住友林業を知る



できると思ってたけどHMの制約でできなかった…は家づくりあるある…
ハウスメーカーを決める前に、事前に知っておきたい情報をまとめていきます。
住友林業の実例を知る


まずは住友林業でどんな家ができるのか、SNSやブログから実例を調べてみましょう。
我が家のこだわりや金額はこのブログで解説しているので、併せてチェックください。




住友林業の標準仕様を知る


ハウスメーカーごとで特徴が出るのが、標準仕様で選べる設備やオプションです。
住友林業で選べる仕様や注意点は以下記事でまとめているので、ぜひチェックください。
STEP4|住友林業に申し込む
申込金5万円を用意する
住友林業では、初回の申し込みに現金5万円が必要となりますので、用意しておきましょう!



この5万円は、最終的に住友林業と契約する際の金額に充当されるので、無駄にはなりません!
紹介制度を利用して申し込む
申し込みにあたっては、「住友林業の紹介制度」を利用することで、契約の際に通常よりも多くの特典が付与される制度です。
私たちは住友林業の支店の方や営業担当と協力して独自の特典を盛り込んでみたので、ぜひ解説記事を参照いただき、ご活用ください!
- 理想のデザインを実現
- 最適な設計士のアサイン
- 圧倒的な割引を受けられる
- 【希望者限定】少数精鋭チームと家づくりできる
- 理想の土地が見つかる
- 【首都圏・関西圏限定】実績ある営業と家づくりできる
- 人気オプションが無料になる


申し込みが完了することで、敷地の調査やご要望のヒアリングが開始されていきます。
- 敷地・地耐力の調査
- 建築士による要望の聞き取り
- 図面の作成・間取りの打ち合わせ
- 見積書の提示
展示場を訪問・カタログ請求する


ここまできたら営業担当に依頼して住宅展示場の予約や『自家自賛』のような住友林業の実例集の請求をし、建てたいお家のイメージを固めていきましょう!


この記事のまとめ


とりあえずカタログ請求や展示場に来店される方が多い家づくり。ですが、目的設定、おカネのこと、仕様のこと等、事前に知っておきたいことも多いです。
特に住友林業の紹介制度はとてもおすすめできる制度なので、ぜひ活用ください!
- カタログ請求・展示場来店をする前に紹介制度を利用する
- STEP1.家づくりに求めることを決める
- 前提、目的、手段にわけて要望書に落とし込む
- STEP2.家づくりの予算を決める
- 土地・建物の相場と必要な現金を把握し、資金計画をシミュレーションする
- STEP3.住友林業を知る
- 住友林業の実例と選べる標準仕様を知る
- STEP4.住友林業に申し込む
- 申込金5万円を用意し、住友林業の紹介制度を利用して申し込む