ハウスメーカーを決める前に、選べる設備は知っておきたい。
でも、SNSやブログだと古い情報も多い…
契約前に選べる仕様のことは知っておきたかったな…と勉強不足を後悔することも多々ありました。
実際に住友林業との打ち合わせを進める中でわかってきたことも多く、私たちの後悔も踏まえ、この記事では住友林業で選べる「トイレ」の最新仕様について解説していきます。
- 住友林業で選べる「トイレの種類」
- どの仕様が「差額なし / 差額あり」で選べるのか
- 住友林業の施主が選ぶ「おすすめの仕様」
- 2024年9月:初版公開
「ホテルライクなバーのある自邸」をテーマに住友林業と家づくりをした私たちが、家づくりで後悔しないための知識や住友林業の仕様、ホテルライクのコツを公開中。
Instagram(@enoharu.house)でも発信しているので、ぜひフォローください!
住友林業で選べる「仕様」とは?
①標準仕様、②推奨仕様、③提案仕様の3つがあります。
住友林業で呼ばれている「仕様」は大きく分けて、標準仕様とは?
標準仕様とは、ハウスメーカーと設備メーカーの提携により割引価格で導入できる設備のこと。
例えば住友林業のキッチンではTOCLASのコラージアやLIXILのリシェルSIなどが割引価格で選べますが、一般販売のものより仕様の組み合わせの幅が少ないのが特徴です。
仕様にない組み合わせを選ぶと割引価格が外れるため、思っていた色の組み合わせができない…なんてことがないよう、契約前にパンフレットに目を通しておくことが重要です。
推奨仕様とは?
標準仕様の中でも本体価格から差額なしで採用できる設備のこと。
他のハウスメーカーやSNSでよく言われる「標準」とは、この「推奨仕様」のことを示すことが多いです。
提案仕様とは?
標準仕様の中でも本体価格から金額追加で採用できる設備のこと。
他のハウスメーカーやSNSでよく言われる「オプション」とは、この「提案仕様」のことを示すことが多いです。
提携商品であるため、一般販売のものより追加費用は抑えられています。
標準仕様になくても割引が狙える
標準仕様の上位グレードにあたる製品では住友林業の割引価格で導入できることもあります。
例えばLIXILの高級システムバス「スパージュ」やTOTOの「シンラ」など。
導入予定の方は、担当営業経由でショールームの予約をすることで、その場で見積を出していただけます。
これから住友林業を検討される方は、「紹介制度」の利用を強くおすすめします!
「通常よりも多い割引」など様々な特典を受けられる制度で、私たちも紹介割引を使って後悔のない家づくりができました。無料で利用できる超お得な制度なので、ぜひ活用ください!
住友林業で選べるトイレの種類
標準仕様で選べるトイレは3メーカーから提供
住友林業の標準仕様で選べるトイレはTOTO、LIXIL、Panasonicから選べます。
- TOTO (AS、NJ、GG-J、ZX、STT340 J2)
- LIXIL (サティスGタイプ、ハーモL、一体型、分離型)
- Panasonic(アウラーノ)
実際には上記の型式の中でも、機能の有無で細かく商品がわかれています!
1階はTOTOのGG-J1 / 2階はTOTOのSTT340 J2が推奨仕様
住友林業のトイレは1階と2階でそれぞれ推奨仕様が決まっています。
- 1階:TOTO – GG-J1(タンクレス式のローシルエットトイレ)
- 2階:TOTO – STT340 J2(タンク式分離型トイレ)
提案仕様となっています。
他の商品はすべて差額ありの住友林業だとほとんどの方は、このTOTOの推奨仕様を選ぶ気がする!
我が家は1階だけアップグレードしました。
迷ったらこれ!シンプル&高機能|TOTO
TOTOからはAS、NJ、GG-J、ZX、STT340 J2の5種類のトイレが提供されています。
豊富な機能とシンプルなデザイン、価格が両立されているのが特徴です
TOTOのトイレは大きく分けると5種類ですが、例えばオート開閉有のGG-J2、無しGG-J1のように、同じGG-Jシリーズでも機能の有り無しで商品が違ってきます。
SNSでも人気のスティックリモコンを選べるのは「GG-J1以上のトイレ」なので注意!
ネオレストAS
多機能かつ端正なフォルムの上級モデル「ネオレストAS」は提案仕様となっています。
便器・ノズルを自動洗浄する機能や、オート開閉機能、背面のホースを隠せる「すっきりパネル」、洗浄タイプの多さも魅力的な商品。
カラーバリエーションはホワイト、パステルアイボリー、パステルピンクの3種類。リモコンはシルバーのスティックリモコンか、ホワイトの通常リモコンの2種類あります。
タンクレスNJ / タンク式ローシルエットGG-J
タンクレスNJ / タンク式ローシルエットGG-Jは、シンプルな機能・シンプルなフォルムが特徴のモデル。
便器・ノズルを自動洗浄する機能や、オート開閉機能、背面のホースを隠せる「すっきりパネル」、洗浄タイプの多さも魅力的な商品。
カラーバリエーションはホワイト、パステルアイボリー、パステルピンクの3種類。リモコンはシルバーのスティックリモコンか、ホワイトの通常リモコンの2種類あります。
1階推奨仕様のGG-J1はオート開閉機能がついていないのですが、差額7,000円ほどで開閉機能付きのGG-J2にアップグレードできます!
タンク一体型ZX / タンク分離型STT340 J2
ZX、STT340 J2はいずれもタンク式のトイレですが、ウォッシュレットが一体なのがZX、分離型がSTT340 J2になります。
機能面に関しては、ZXは上位モデルのNZやGG-Jとほぼ同等なのですが、オート開閉機能とすっきりパネルがないのが特徴的。STT 340 J2は付属のウォッシュレットによって機能が異なります。
カラーバリエーションはホワイト、パステルアイボリー、パステルピンクの3種類。リモコンはホワイトの通常リモコンのみです。
STT340 J2はウォッシュレット自体をアップグレードすることで、他の上位機種より安価に機能を追加できます!
洗練されたデザインが魅力|LIXIL
LIXILからはサティスGタイプ、ハーモL、一体型、分離型の4種類のトイレが提供されています。
曲線美のデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴的です。
TOTOと比較してTOTOと比較して上位モデルにマッサージ機能がついていない、背面のホースを隠すパネルがない等、機能面は今一歩劣りますが、便座が光るほのかライトといったTOTOにはない機能もあります。
同じシリーズであっても細かな機能の有無で品番が異なるのはTOTOと変わらない点です。
SNSでも人気のスティックリモコンを選べるのは「ハーモLもしくはサティスGタイプ」のみ!
サティスGタイプ
洗練されたフォルムの上級モデル「サティスGタイプ」は提案仕様となっています。
便器・ノズルの自動洗浄機能や、オート開閉機能、トイレ内が光る「ほのかライト」、洗浄タイプの多さも魅力的な商品。
カラーバリエーションはとくに豊富で、ホワイト、オフホワイト、ブラック、トープ、グレーの5種類。
リモコンはシルバーのスティックリモコンか、ブラックもしくはホワイトの通常リモコン、紙巻器に取り付け可能なインテリアリモコンの3種類あります。
ハーモL
タンク式ながらローシルエットが魅力の「ハーモL」は1階の提案仕様で、TOTOのGG-Jから差額少なく導入できます。
機能面はサティスGタイプに劣るものの、自動便器洗浄機能やオート開閉機能(L4Gのみ)も用意されています。
カラーバリエーションはホワイト、オフホワイト、ピンクの3種類。
リモコンはシルバーのスティックリモコンか、ホワイトの通常リモコン、紙巻器に取り付け可能なインテリアリモコンの3種類あります。
一体型
丸みのあるシルエットが特徴的な「分離型」は提案仕様で選択できます。
機能面は便器の自動洗浄機能はあるものの最低限、というイメージです。
カラーバリエーションはホワイト、オフホワイト、ピンクの3種類。
リモコンはホワイトの通常リモコンのみ。
分離型
分離型はリモコンが壁付け / ウォッシュレット内蔵の2種類があり、2階の提案仕様としてTOTOのSTT340 J2から差額少なく導入できます。
機能面に関しては最低限で、ウォッシュレット自体の交換・アップグレードを行うことで機能を増やすことができます。
カラーバリエーションはホワイト、パステルアイボリー、パステルピンクの3種類。
汚れ耐性とデザイン性の両立|Panasonic
Panasocicからはアウラーノの1種類のトイレのみ提供されています。
曲線美のデザインと独自素材による汚れにくさが特徴的です。
LIXILに似た一般的な陶器製の便器に対し、アラウーノは「スゴピカ素材(有機ガラス系)」を採用しており、水垢が固着しにくい素材を利用しており、ぬめりや黒カビがつきにくくなっています。
機能やカラーバリエーションはTOTOやLIXILと比較すると今一歩劣るラインナップです。
LIXILのサティスGタイプと若干立ち位置が被っているので、あまり見かけないかも…
アウラーノ
アウラーノは機能の違いでL150とS160があり、いずれも提案仕様で提供されています。
便器・ノズルの自動洗浄機能や、オート開閉機能、LED間接照明といった他の上位機種にもある機能を取り揃えています。
カラーバリエーションは本体色はホワイトのみですが、便ふたのカラーが豊富で計10色用意されているのも特徴の一つ。
リモコンはホワイトもしくはブラックのスティックリモコンか、ホワイトの通常タイプのみ。
シルバーのスティックリモコンがないのはちょっと残念…
これから住友林業を検討される方は、「紹介制度」の利用を強くおすすめします!
「通常よりも多い割引」など様々な特典を受けられる制度で、私たちも紹介割引を使って後悔のない家づくりができました。無料で利用できる超お得な制度なので、ぜひ活用ください!
この記事のまとめ
住友林業の玄関ドアは各メーカーのすみわけがはっきりしており、電池錠が推奨仕様で選べるのが魅力的です。
- 住友林業の仕様は標準仕様、推奨仕様(=差額なし)、提案仕様(=差額あり)の3つ
- 選べるトイレはTOTO、LIXIL、Panasonicの3メーカー
- 1階はTOTO – GG-J1、2階はTOTO – STT340 J2が推奨仕様
- タンクレス型を含む他のトイレは提案仕様
- 迷ったらこれ!な高機能&シンプルのTOTO
- 洗練されたデザインが魅力のLIXIL
- 汚れ耐性とデザイン性を両立したPanasonic
住友林業で選べる標準仕様は以下の記事でまとめています。
選べる部材・メーカー・どれが差額なしかを解説しているので、ぜひご覧ください!